国宝・姫路城の見どころ紹介!世界遺産の天守の歴史探訪!

平成の大修理を終えた世界遺産の国宝姫路城は見どころが満載です。

姫路城の周囲には高い建物がなく小高い山の上に築城されているので、遠くからでもその雄姿を見ることができます。

白すぎる白亜の姫路城が見られるのもあと数年です。

その理由と姫路城の成り立ちをひも解きながら、姫路城の魅力をご紹介していいます。

世界遺産・姫路城の歴史探訪

姫路城は、内曲輪を擁する平山城です。

姫山に本丸と二の丸、鷺山に西の丸を設け一体化させています。

内曲輪の総面積は約23ヘクタールで、甲子園球場の6個分の広さに相当します。

姫路城の縄張りには、中曲輪、外曲輪もあり、播磨姫路城絵図と見比べるとJR山陽本線のところまでという広さです。

国会図書館デジタルコレクション
播磨姫路城絵図

一般的には、南北朝時代に播磨(兵庫県)の赤松氏が姫山に姫山城として築城したのが始まりです。
この大きな城郭を持つ姫路城も最初は粗末な砦のようなお城だったようです。

その後、南北朝の動乱で没落した赤松氏のあとに勢力を張った小寺氏が家臣の黒田重隆に築かせた。
居館程度の規模であったものから中世城郭に拡張したと考えられている。

そして、黒田重隆の子孝高(官兵衛)が中国攻めで進駐する羽柴(豊臣)秀吉に姫山城を献上したことで大増築が行われ、お城の名前も姫路城に改名し、今日の原型が築かれました。

1600年(慶長5年)関ヶ原の戦い後、池田輝政が城主となり、外堀を擁する惣構を完成させます。

世界遺産・姫路城のおすすめの見どころ

姫路城の白は漆喰の色です。

瓦屋根の継ぎ目にも漆喰でふさぎ、さらに小高く盛ることで、どの角度からも光が反射するため、全体的にも白さが際立つようです。

ただ、漆喰も永遠に白いわけではなく、カビ等の繁殖で白さが次第に失われていくようです。

平成の大改修で白すぎるほどの白亜の姫路城ですが、あと数年でこの白さも徐々に失われてしまうとのことです。

次の大改修まで約50年先になります。

なので、白さの際立つ今のうちに見に行っておきましょう。

 

■菱の門

姫路城の入城口から最初に見える城内で最も大きな門です。

門の上に櫓が乗っている形式の櫓門と呼ばれる門で二の丸の入口を固めた門です。

門の名称は両柱の上の冠木に木彫りの菱の紋のあるところから命名されています。

 

■三国堀

菱の門を通るとすぐに目に留まるのが三国堀です。

直進すればいの門、右に折れればるの門となる二の丸の本道と間道の要所をおさえる重要な位置にあります。

 

■はの門

切妻造の櫓を載せた中型の櫓門

はの門に続く将軍坂

 

■にの門

切妻造の櫓と二重の隅櫓、続櫓で連結された3基一体の櫓門

 

■との一門

切妻造の楼門で、「との一門東方土塀」とともに国の重要文化財に指定。

木の地肌を活かした素木造り(しらきづくり)の門で、近世城郭以前のものとも推測される。

 

■ぬの門

切妻造の櫓で上部二重二階の櫓門です。

折廻渡櫓から直接接続した子の門は姫路城随一の堅固な防御を誇る門でもあります。

 

■るの門

埋門(うずみもん)と呼ばれる石垣の下部をくり抜いた門で、隠門(かくれもん)的な配置をしています。

大手口から天守への最短距離となる門で、「いの門東方土塀」の付属として国の重要文化財に指定されています。

 

■水二門

鏡柱と門扉からなる棟門で、慶長年間の築で国の重要文化財に指定されています。

緩やかな下り勾配は、敵兵に錯覚を生じるさせる仕掛けです。

 

■備前門

備前丸の入口にあるので備前門と称されています。

池田氏が城主であった江戸時代は東入口門という名前だったようです。

隣接する折廻櫓(おれまわりやぐら)とともに国の重要文化財に指定されています。

 

■化粧櫓

本多忠刻(ほんだただとき)と徳川家康の孫・千姫の武蔵野御殿を築いた時に、千姫のための西の丸に建物を設けたのがこの櫓です。
名前の由来は千姫の化粧料10万石で建てられたことと言われ、国の重要文化財に指定されています。

 

■大天守

姫路城の天守は連立式天守と呼ばれるものです。

巨大な大天守に三つの小天守がつながっていいます。

大天守は望楼型と呼ばれる造りで五層六階/地下一階です。

立ち姿も美しく、石垣からの高さも加えると46メートル、14階建てのビルに相当します。

天守の美しさを飾り立てる破風は、千鳥破風、入母屋破風、唐破風の3種類となります。

 

大天守に寄り添うように建てられているのが、三つの小天守です。

三層三階の東小天守と西小天守、三層四階の乾小天守は渡り櫓で結ばれています。

 

■大天守内部

平時の天守は倉庫として利用されていました。

姫路城の天守にはさらに、流し、台所、雪隠(トイレ)があります。

長期間の籠城戦を想定した設備が造られていたのです。

  • 石打棚


三階と四階に設けられた踊り場上の足場です。

天守の構造上、窓が高くなるため、兵士は石打棚から外部への銃撃をして侵入者を撃退するためのものです。

 

  • 武具掛け


天守の随所に、鉄砲や槍を収納しておくためのもです。

火薬や火縄類を吊るしておくための釘。鈎があります。

 

■東小天守

大天守の北に位置する三重三階・地下一階の造りになっていて、二重の櫓部の上に望楼部が乗っています。

南面は「イの渡櫓」に、西面は「ロの渡櫓」に接続しています。

 

■西小天守

大天守の西南に位置する三重三階・地下二階の造りになっていて、南面は中央に軒唐破風を設けています。

東面は「ニの渡櫓」に、北面は「ハの渡櫓」に接続し、地階東面に「水六門」を備えて出入口としています。

 

■乾小天守

大天守の西北隅(乾の方角)に位置することから名前が付いています。

建物は三重四階・地下一階の造りになっていて、西面に軒唐破風を設けています。

小天守の中では一番大きく、東面は「ロの渡櫓」に、南面は「ハの渡櫓」に接続しています。

世界遺産・姫路城を望むベストポイント

姫路城は姫山に築城されており、周辺には高いビルもないため、遠方からも見ることができます。

そのため、姫路城は周辺の風景を含めて、良い撮影のポイントがたくさんあります。

いくつかをご紹介しますので、お出かけの時はあなたのベストポイントも教えてくださいね。

 

■増位山

姫路城の北東にある増位山からです。

自動車で15分ほどなので、少々遠いかもです。

 

■シロトピア記念公園

姫路城の北側にある公園で、徒歩15分程度です。

姫路市立美術館、兵庫県立歴史博物館を巡りながら散歩すると良いかもです。

 

■城見台公園

内堀の外にある公園で、お城の入り口まで徒歩15分ほどです。

姫路城を拝観する前に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

■姫路城三の丸広場

桜門橋を渡って眼前に広がる広場です。

姫路城へ行く通り道ですので、ぜひ、お気に入りの1枚を収めてくださいね。

 

■大手前通り

姫路駅から姫路城へ向かう大手前通り。

徒歩で姫路城へ向かう時には、現代の街中とお城のコラボ写真にトライしてみてください。

 

■手柄山

姫路城の南西にある手柄山からです。

自動車で15分ほどなので、少々遠いかもです。

 

■景福寺公園

姫路城の西側にある景福寺公園です。

お城からは徒歩で15分ほど、お時間に余裕がある時に行って見てください。

 

■名古山

姫路城の北西にある名古山からです。

自動車で10分ほどなので、少々遠いかもです。

 

■男山配水池公園

姫路城の北西にある男山配水池公園です。

お城からは徒歩で15分ほど、お時間に余裕がある時に行って見てください。

世界遺産・姫路城へのアクセス

JR山陽本線、山陽電鉄本線の姫路駅から徒歩で約20分の距離です。

バスを利用することも可能で、料金は100円で乗車時間3分程度です。

ただ、バス停からお城まで歩くので、約10分の時間です。

せっかくなので、日ごろの運動不足解消も考えて、姫路の街並みを見ながら徒歩で向かうのが良いでしょう。

世界遺産・姫路城周辺の観光スポット

■好古園(姫路城西御屋敷跡庭園)

出典:姫路観光ナビ ひめのみち 姫路城西御屋敷跡庭園 好古園 https://www.himeji-kanko.jp/search/4

世界遺産・国宝姫路城を借景とした日本庭園で、元々は西御屋敷や武家屋敷、通路等の遺構があった場所です。屋敷割や通路の地割を生かして9つの趣の異なる庭園で構成されている。

ぜひ、姫路城とセットで訪れたい場所です。

 

■姫路市立美術館

出典:姫路観光ナビ ひめのみち 姫路市立美術館 https://www.himeji-kanko.jp/search/60

美術館は、戦前は陸軍の施設として、戦後は姫路市役所として長く使われいました。

市役所としての役割を終えたこの建物は、1983年4月に美術館にその姿を変え現在に至ります。

白鷺の世界文化遺産・国宝姫路城を仰ぎ、赤レンガの美術館と空の青さの素晴らしい景観の中にあります。

 

■姫路文学館

出典:姫路観光ナビ ひめのみち 姫路文学館 https://www.himeji-kanko.jp/search/37

播磨ゆかりの作家や学者たちを紹介する姫路文学館は、姫路城の北西に位置し、建築家・安藤忠雄氏によって設計されています。

北館の常設展示室では、「姫路城にまつわる物語や歴史を「姫路城歴史ものがたり回廊」でドラマ仕立てで紹介しています。

南館の司馬遼太郎記念室では、『播磨灘物語』など播磨とのつながりを資料やグラフィックで紹介しています。

また、屋上テラスからの姫路城の眺めも壮観です。

 

■兵庫県立歴史博物館

出典:姫路観光ナビ ひめのみち 兵庫県立歴史博物館 https://www.himeji-kanko.jp/search/56

兵庫の歴史や姫路城と城下町に関する展示が楽しめます。

多彩な歴史や文化を、「見る」だけでなく「聞く、触る、試す」ことができる学べる博物館です。

 

これだけのエリアを歩くとなるとかなりの距離を歩くことになります。

当然、歩き疲れて足がパンパンになったり、むくんだりもします。

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